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みなさんは、バビル2世という作品をご存知でしょうか。

三国志などの作品で有名な横山光輝先生の漫画で、アニメ化もされてます。
ストーリーとしては、ある日5000年昔の先祖・宇宙人バビルの超能力が目覚めた浩一くんが、バビル2世を名乗り
世界征服を目指す悪の権化「ヨミ(同じくバビルの子孫で超能力者)」と戦う。
バビル2世は、先祖バビルの遺産「バビルの塔」と「3つのしもべ」を得る。
3つのしもべはそれぞれ黒豹「ロデム」、怪鳥「ロプロス」、巨大ロボの「ポセイドン」。
…と、ここまで説明したら解る人も居るかもしれないが、このバビル2世こそ
《異次元エスパー・スター・ロビン》の元ネタとなった作品。
1970年代の作品だが、この前の「ブライ・シンクロン」のブライガーといい
遊戯王はこの位の「めちゃくちゃ有名じゃない、ちょっと有名な作品」をパロディにする事が多いですね…。
ちなみに、さきほど紹介した3つのしもべについてですが…
これもそれぞれ《野獣戦士ピューマン》《鳳凰獣ガイルーダ》《鉄巨人アイアンハンマー》とリンクしており

《野獣戦士ピューマン》は「ロデム」

ただ、バビル2世のロデムとくらべてだいぶん人間に近づいた形をしていますね…
どちらかというと《N・ブラック・パンサー》がロデムに近い気もします。

《鳳凰獣 ガイルーダ》は「ロプロス」

ロプロスの正体はロボットなのですが、このガイルーダのボディもロボットっぽいですね。

《鉄巨人アイアンハンマー》は「ポセイドン」

ポセイドンは超巨大ロボットで、その名の通り、海での行動が得意なロボットです。
バビル2世ではほぼ無敵のパワーを持ったしもべなのにアイアンハンマーの攻撃力の低さはなんなんだ。
と、いった感じですね。
遊戯王関連のスタッフは妙にバビル2世が好きなのか、
バビル2世を元ネタとするカードが他にもあって…
先述したN・ブラック・パンサーもバビル2世のロデムがモデルだと言われてます。
変身能力を持った黒豹ですからね…。
それとはまた別に

《No.22 不乱健》
「不乱健 博士」という同名のキャラクターがバビル2世に登場します。
フランケンシュタインの怪物が元ネタである事は同じなのですが、当て字もまったく同じですから
参考程度にはしていると思います。
ちなみにこの不乱健博士は、悪役ヨミが変装した姿です。
さて、一方エスパー・ロビンの悪役といえば

《No.83 ギャラクシー・クイーン》です。
ナンバーズは「16=いろ」「39=さんきゅー」「59=こっく」「78=なんばー」という風に語呂合わせをしており
このカード…No,83は
ばあさん になるのですが…大丈夫なんですかね。
バビル2世のヨミが「頼れる上司」「憎めない悪役」としてデザインされているのに対し
ギャラクシー・クイーンは非常にバブみのあるデザインをしていらっしゃる。
まあ、バブみがある事自体はしょうがない。
そもそも設定からしてギャラクシー・クイーンはロビンの母らしいので…。
つまりエスパー・ロビンの世界はいうなれば「壮大な親子喧嘩」となるが、グラップラー刃牙か何か?
さて、「クイーン」という事は、「女王様」という事になるのですが

スターロビンのデザインも 「ムチに仮面」 と、違う意味で女王様スタイルを確立。
変態の血は確実に受け継がれている。
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