
こんにちは、タフガイ・サントスです。
新規カードの解説を今後行っておきたいとかいう表明を行った後の記事で、ほぼ9年前のカードを紹介します。
今回は、みなさん大好きな「コンマイ語」が炸裂する
パワー・サプライヤーについて解説していきます。
ところでパワー・サプライヤーってメタルマックス2のテッドブロイラーに似てますね。

そもそもコンマイ語というもの自体を、みなさんご存知でしょうか。
この「コンマイ語」というものは、コナミの蔑称である「コンマイ」を由来としています。
では、このコンマイというものは…?
この単語はもともと、KONAMIの音楽ゲーム「ギターフリークス&ドラムマニア」に出てきた誤植で
「KONAMI ID」と書かなきゃいけない所に「KONMAI ID」と書いてしまったのが原因です。

私は元々音ゲープレイヤーというのもあって、リアルタイムでこの画像見てました。
自社の会社を間違えるガバガバっぷりと、なんとも情けない語感という事で、音ゲープレイヤーを中心に
なにかあると「コンマイクオリティ」などと言われるようになる。
(詐称的なレベル設定や、システムの不備など)
しかし、時が経つにつれ、音ゲーからQMAなどの他のアーケードゲームへ、そしてそこからさらに
パワプロや遊戯王などのKONAMI関連のゲームプレイヤーに「コンマイ」という言葉は伝染
そしてもはや今ではKONAMIのゲームプレイヤーじゃなくても、コンマイという単語は知られるようになる…
と、実に歴史の長い言葉なのです。
今では、遊戯王界隈ではめちゃくちゃな裁定を出してしまった場合などに、そのテキストに
「コンマイ語」といった罵倒がよく出るのですが…
しかし私は言いたい
「コンマイ語」って言いたいだけじゃない?と。
よく言われるのが「時」と「場合」の違いや
「対象を選択する」と「選んで」という場合です。
これは、たしかに初心者には違いがわかり辛いというのは事実です。
が、まだこれは日本語の範囲内です。
いろいろ言いたいのは解りますが、いずれも処理の仕方は同じなので
ある程度慣れてくれば、どういう手順で処理をするかはわかります。
なので、こういう事にたいして自分で理解するのを放棄して「コンマイ語」と罵るのはちょっと違うんじゃないかと思います。
真のコンマイ語というのは、パワー・サプライヤーの事をいうのです。
《パワー・サプライヤー/Power Supplier》
効果モンスター
星2/地属性/魔法使い族/攻 400/守 400
1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択して発動する事ができる。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
選択したモンスターの攻撃力は400ポイントアップする。
遊戯王wikiより引用
これだけなら、どこがおかしいのか?と思うかもしれませんが
なんとこのモンスター、同じモンスターに対して重ねがけで発動する事ができません。
…なんで?
1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択して発動する事ができる。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
選択したモンスターの攻撃力は400ポイントアップする。
うーん、重ねがけ出来ないのを理解しようとしたら、9割くらいまでは解るような気がするんです。
表側表示で存在する限り400ポイントアップで、その400ポイントアップは固定だから…?と思うのですが
それを考えても重ねがけできるような気がせんでもない…
という風に、そこから完全に理解しようとしたら意味が分からなくなるんですよね。
他の人からしたら、「いやいやこれはこうだからだよ」と思うかもしれないんですけど
私ほどの低レベルな頭脳だと理解できないんですよ。頭が痛くなります。
けどね、私はこのコンマイ語は美しいと思います。
長ったらしい事書いてないじゃないですか。
ポール・ポジションや光と闇の竜のように、ややこしい事は書いてありません。
書いてある事は、攻撃力をアップするって事だけです。
それだけなのに意味のわからない裁定にするってのは、もう堪りません。
シンプル・イズ・ベスト。
「美しいコンマイ語大賞」の上位を狙えると思います。
でも、この基準だと「BF-疾風のゲイル」も強敵ですね。
こいつは打点を下げるだけなのに、ややこしい裁定を出しまくるという逸材です。
アクセントとして弾圧を喰らってしまうという二刀流の持ち主ですからね。
さすがにパワー・サプライヤーがゲイルに勝つのは厳しいでしょう。
というわけで、今の所の暫定は
1位 BF-疾風のゲイル
2位 パワー・サプライヤー
といった所でしょうか。
是非、この番組を見ている視聴者も、こんなシンプルで「美しいコンマイ語」があったら


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